英語はだいたい表音文字。正しい発音で。
昨日のブログで、中学のはじめから正しい発音を身につけてほしいと書きました。今日も実際によくある具体例を用いてその重要さを説明します。
ProgramとProblem
この二つの単語を混同して「プログレム」だの「プロブラム」だのとカタカナ発音をする受験生はかなり多いです。音節数やアクセントの位置は同じなので、似ているといえば似てはいるのですが、「g」と「b」は全く違う発音ですし、「r」と「l」も舌の位置が全く違います。最後の母音の「a」と「e」は英米で人によって同じことはありますが、異なる発音のことが多いです。問題は、どちらも、「似ているから間違えちゃった」では済まされない超基本単語だということです。
アルファベットの文字と音をはじめにしっかり覚えてしまえば、ただ書いてある通りに発音し、発音した通りに綴れば良いだけなのですが、いい加減な耳覚えをしてしまうと矯正してもしてもなかなか直りません。「Hundred」を「ハングレット」と2箇所も間違って覚えてしまい、それこそ100回以上直されても直らなかった生徒さんもいました。無駄な苦労をせず、はじめから正しい読み方を覚えてほしいものです。