持続可能な学習計画
まだ4月の前半なので、受験生の皆さんが新しい教材とノートを手に毎日張り切って勉強している姿が想像できます。成果を出すために一つだけ気を付けてほしいことがあります。
受験は短距離走ではなく持久走
スタートで張り切りすぎて全力でダッシュしてしまうと、途中で息切れして進めなくなってしまいます。英語の場合、単語・熟語の暗記や文法、構文、長文読解の演習を満遍なく進めていく必要がありますが、毎日単語100個、熟語50個、文法問題集を1章、長文も1つ読むというような無謀な計画はそれこそ三日坊主で終わってしまいます。しばらく休むとまたきつい計画を作り直し、また三日坊主で終わり……ということを繰り返してしまう受験生もいます。受験までの道のりはマラソンなので、止まって休んでしまうことは致命的です。
単語なら毎日10個、熟語5個、文法は週に1章、長文は(長さや難易度によりますが)3日に一つでも、それをずっと続けられるなら十分です。ウサギとカメのお話のカメのように、ゆっくり淡々と進み続けることのできた人がこれまでも合格を手にしてきました。それは今後も決して変わりません。