個別指導で結果を出す生徒になろう

 昨日は講師の側について書きましたが、定期授業を定期的に行う努力は生徒さんの側にも望まれます。長年、多くの生徒を見てきた肌感覚として、定期授業を実際にどれだけ定期的に行えたかと実力の伸びは比例しています。

伸びる生徒は予定変更や忘れ物が少ない

 例えば週1回の定期授業で単語テストを行う場合、普段なら7日分のテストをするところ、間が空いて10日分になったり14日分になったりすれば、テスト時間が余計に取られて、残りの授業時間でできることが減ってしまいます。区切りの良いところまで新しい項目の解説が終わらなければ、宿題として出せる範囲も減ってしまいます。

 学校行事などでの日程変更なら予め知らせてもらえば対応が可能ですが、直前での変更が頻繁に繰り返されると、勉強のリズムが作れず、記憶もつながらず、学習効率がかなり下がります。忘れ物をした場合や宿題を終えていない場合も同じです。

 勉強には気合を入れて机の前に座る以前に、決めた予定をできるだけ動かさないように心がけ、持ち物や宿題の管理をしっかりすることがとても大切なのです。