優秀な人は復習をする

 あっという間に桜が散って、今日の東京はもう暑い、暑い! 学校や予備校の授業が始まって、真新しいノートに記入し始めた頃でしょうか。勉強のやり方は人それぞれで、各自長続きする方法を見つけていってほしいですが、共通して忘れられがちなことがあるので、一つだけキーワードをお伝えします。
「復習」です。

 ある生徒さんは、とても優秀ですが復習をする習慣がなかったようで、私の授業の始めに先週の内容を軽くチェックする問題を出したところ、虚をつかれて目を白黒させていました。少し助け舟を出すと、確かに先週そんなことをやったということは思い出しましたが、肝心の英語の表現は全く思い出せません。同じことが数週間続くと、さすがに「今日もくる!」と、直前に先週の内容を思い出すようになってきて、ほぼゼロだった正答率が格段に上がってきました。

 さてその数ヶ月後のある時、英作文で少し難しい表現が出てきました。いくつか言い方があるうち、ずいぶん前に別のところで紹介したフレーズを使えればラクだけれど、絶対に覚えなければならないというほどの頻出表現ではないし、細かいところまで正確に再現するのは難しいかも……と思いながら解答を見てみると、なんと完璧にそのフレーズが書かれています。覚えていたことを褒めると、ドヤ顔で、「最近ちょっとまとめて復習したんです!」

 授業始めにチェックされるからではなく、有用さに気づいて自分で折々の復習をするようになっていたのです。こうなると、知識の身につきも早くなり、授業時間に反復をする必要がないので新しいことをたくさんできるようになります。この生徒さんはもちろんかるがると志望校に合格しました。