「相性の良い」講師を選ぶ
昨日までの続きです。「やさしい先生」と「きびしい先生」という言葉で何を意味するのかは別としても、家庭教師や個人指導では講師との「相性」の良し悪しがあることは事実です。教え方が上手いかどうかなどの実力とは別に、人と人とのやり取りである以上、どうしても「合う」「合わない」があります。
特に初回のときは、どんな先生なのだろうとドキドキすると思います。これ、実は講師の側も全く同じなのです。集団指導なら、わかりやすく面白い授業をすれば教室の大部分の生徒は反応してくれますから、講師自身が授業を作っていると言えます。個別指導は集団授業よりもずっと生徒さん側の授業への関わりが強いです。講師と生徒で一緒に作っていくものだと言ってもよいくらいです。
そして、相性の良し悪しは、実際に会ってみなければわかりません。響教育研究所ももちろん、ほとんどの個別指導塾では入会前に体験授業を行なっています。また、家庭教師センターも含め、講師の途中交代にも応じています。合わないときは遠慮なくやめてよいのです。「どんなふうに教えてくれるんだろう」というだけの受け身な姿勢ではなく、対等の人間対人間として、「この講師と一緒にやっていけるかな」という視点で体験授業を受けてみてください。