一夜漬けテスト勉強

　期末テスト前（真っ最中？）で試験勉強に追われている中高生もこの記事を読んでくれているでしょうか。なぜか昔から一定数、テスト前日に夜更かしや徹夜をし、翌日のテストが終わって昼に帰宅すると倒れ込むようにして眠り、また夜に起き出して次の日のために夜更かしをして……という、いわゆる一夜漬けをやる人がいます。これほど馬鹿馬鹿しい試験の受け方はないので、即刻やめましょう。

　まず、明け方になっての寝落ち→寝坊→遅刻のリスクが大きすぎます。少しは眠るという場合でも、集中力が必要なテストを睡眠不足で頭の働かない状態で受けることになります。大事なテストをわざわざ悪いコンディションを作って受ける馬鹿馬鹿しさは普通に考えればわかることです。

「だって範囲の暗記が終わらなかったんだもん」という人は、その計画性の無さこそが今後の人生において致命的ですので、そちらを改善すべきです。今から一夜漬けしたところでどうせ点は取れませんから、せめてぐっすり快眠しましょう。どうしても気になるなら、朝少し早く起きて詰め込んでください。実力は全くつきませんが、点は少し取れるでしょう。

　覚えた知識や技術は、眠ることによって定着するらしいということが最近の研究でわかってきています。ちゃんと眠った方が力がつくなんて、とても楽ですね。