模試の解答用紙が語る受験生の必死さ
返却された模試の解答を見ると、受験生の一生懸命なあまりのうっかりミスに思わず苦笑いが漏れることがあります。先日あったのは、選択肢「abc...」で答えなければいけない問に、「ウ」と書いてしまったもの。他の選択問題は全てアルファベットで解答しているのに、なぜか途中の一問だけカタカナ。しかも、正解は「C」なので、きちんとわかっているのです。あぁ、惜しい。あぁ、かわいそう。これは悔しいよねぇ。
たしかに、大手予備校の模試ではカタカナの「アイウエ…」が選択肢になっていることが多いです。ですから、つい、いつもの感じで、「3番目→ウ」となってしまったのですね。
でも、いいんです。模試ですから。模試は失敗するためにあると言っても過言ではありません。普段ならありえないようなミスをするものだと、一度身にしみると、心の片隅でいつも警戒するようになるので、書き間違いのようなミスは防げるようになります。志望校の選択肢が「abc...」か「アイウ…」か「1,2,3…」かなど、あらためて確認しておくのも良いかもしれません。たまに「イロハ…」もありますよ。😅

