ガッツリ古文をやりたい文系の人も
文系だからこそしっかりと国語力の底上げに取り組みたいという方には、早めからの定期授業をおすすめします。特に私大文系の人は入試で課される科目数が少ないぶん、一つ一つの科目で安定した高得点を取れるようにしておかなければなりません。そのためには単に知識を詰め込むとか問題慣れしておくとかでは太刀打ちできません。
現代文ならさまざまなテーマについての理解を深めるとともに読解力(日本語能力)をつけていくこと。古文・漢文なら文法や語彙の確実な理解をもとになるべく多くの文章を読む経験を重ねていくことです。
近頃では古典は、”もう必要のなくなった遺物”、”勉強する意味もないのにやらされる科目”のような扱いを受けていて残念でたまらないのですが、千年二千年もの長い間伝え続けられてきた文章は、まずとにかく面白い。そして深く、味があります。古典を「味わう」喜びを是非知ってほしいです。