スペルの紛らわしい英単語を混同してしまう
今週、出講先の塾で3人の生徒が同じ3つの単語で大混乱していました。
問題の単語は、
invite 招待する
invent 発明する
invest 投資する
はじめの3文字が同じで、後半に "e" と "t" が入っています。似ていることは確かに似ているのですが、どれも基本単語で身についていないと困る単語です。
おそらくですが、中学1年か2年で "invite"、2年か3年で "invent"、高校で "invest" の順に出てきたのではないでしょうか。その度にきちんと覚えてしまえば、時間を置いて似た単語が出てきても混乱することはないので、中学生のみなさんは今学習しているものをその都度きちんと覚えていってくださいね。ではそうしてこなかった受験生の場合、今からどうやって覚えたら良いのでしょうか。
場面を想像しながら文で覚える
音だけ、あるいは字面だけで丸暗記するのは大変です。派生語の形は結構違っていることもあるので動詞だけでなく名詞形なども含めて、内容のある文で覚えてみてください。
例えば "invite" なら、
”Look at this invitation (card) to the party! YOU are not invited.”
「見てよ、このパーティーの招待状! アンタは招待されてないけどね〜。」
お姉さんがシンデレラをいじめている場面にしてみました。
"invent" は、もしあなたがiPhoneユーザーなら、
"Steve Jobs invented the smartphone. His invention has changed our life."
「スティーブ・ジョブズはスマホを発明した。彼の発明は我々の生活を変えた。」
スマホ以前と以後で電車内の風景もガラリと変わりましたね。
"invest" は基本的にはお金のイメージなので、
”Tom invested in one company, and lost all in one night. Investing is scary.”
「トムは一つの会社に投資しちゃって、一晩で全て失ったんだ。投資、コワ……。」
たった一つの会社にだけ賭けるのは危険ですね〜。
それぞれの場面をイメージしながら実際に発音して意味と綴りを結びつけるように反復練習してみてください。
響教育研究所ではこういった例文も生徒さん一人ひとりの興味や関心に合わせて工夫します。英語でお困りの方はお気軽にご相談ください。