医学部予備校・塾を乗り換える前に
「今のところで受からなかったから」はダメ
私大医学部受験生の中には、新年度の勉強環境を整えようとしている方もいると思います。今までと同じ予備校で続ける場合も、別の塾や個人指導に乗り換える場合も、「なんとなく」決めてはいけません。
「今のところでダメだったから」と定期的に予備校を乗り換える浪人生も多いですが、それではあちこちの予備校のいいお客さまになってしまうだけです。結果は出なかったけれど自分が伸びている手応えはあったのか、授業の予習復習など自分のやるべきことをやったのに伸びなかったのか、各科目の勉強配分はどうだったのかなど、まずはこの一年をじっくり振り返ってください。その上で、やはり自分には他の予備校や個別指導があっていると思うならば、乗り換えれば良いのです。
勉強をするのは自分
時々、塾や講師の「○人合格させた」という言い方を見聞きしますが、とんでもない傲慢だと思います。生徒さん・親御さんの側も「合格させてもらう」と考えている方がもしいたら、即刻その考えを改めるべきです。塾や講師はどんなに一生懸命教えても、生徒さんを「手伝う」ことしかできません。主役はあなた自身です。この貴重な一年でどう勉強していくのか、それは自分で決めるべきことです。