「古文=古典文法」ではない

 私の生徒さんたちは今現在はたまたま全員が英語を受講なさっているのですが、私は天邪鬼なのか、最近「古文を教えたいなぁ〜🙃」と思っています。「英語の方が重要」とか、「実用的でない」とか言われてすっかり日陰の科目になった感のある古文・漢文ですが、とにかく面白いのです。文系理系問わずお話の中身を楽しんでほしいと思うのですが、どうやら多くの高校生が、「古文というのは難しい文法の暗記をする科目だ」と思っているらしいのです。なんともったいない。

 昔と比べて小さい頃から古典の世界、例えば「日本昔ばなし」や「歴史マンガ」、「時代劇(大河ドラマ)」、「百人一首」などに触れなくなって馴染みがないところへ、いきなりページ見開きいっぱいの助動詞活用表を暗記しろと言われてしまうのですから、そう思うのも無理はありません。(その教え方が間違っているのであって、高校生が悪いのではありません。)

 時間が経って日本語も変化しているとはいえ、古文は日本語ですから、見も知らない国の言葉のように全くわからないということはあり得ません。文法は、きちんと教われば別に難しくはありませんし、より正確に読むための道具にすぎません。極論すれば、文章の内容がわかるのであれば古典文法など知らなくても全く問題ありません。

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