「進行形=ing形」ではない
中学英語は「なんとなくわかった」ではダメ
高校生に英語の「(現在)進行形」について質問すると、半分以上の人が自信満々に「ーing形」と答えます。😓 進行形において ”ing” は特徴的なので、中学校で正しく教わっていたとしてもいつの間にか自分の中でメタモルフォーゼしてしまうのでしょうか。
正しくは「be+ーing形」です。Be動詞と一緒に使わなければing形は進行形にはなりません。ここをきちんと押さえておかないと、今度は「分詞」を習ったときに混乱してしまいます。
同じように、「受動態」についても非常の多くの高校生が「ーed形のこと」と答えますが、これもbe動詞と一緒に使わなければ受動態にはなりませんし、「分詞」で混乱します。
中学1・2年で学習するような基礎的内容が曖昧で「なんとなくこんな感じ」でやり過ごしていると、その曖昧さがいつの間にか雪だるま式に大きくなって、大学受験レベルの英語が正しく読めなくなります。逆に言うと、基礎を習ったときに完全に身につけていけば大学受験の英語に苦労することはありません。できるだけ中学生のうちに、もう卒業してしまった人は遅くとも高校2年生までに、基礎を完璧に固めましょう。