迷走文科省に振り回されないために
昨日の記事の続きです。
現行の22年度学習指導要領では、小説が「文学国語」という科目に分類され、「論理国語」には’’論説文、報告文などの実用的な文がー云々ーーー’’という説明がついていました。このネーミングからして、へぇ、文学には論理や実用性がないとでも? 論説文には文学性がないとでも? とつっこみたくなりますが、なんらかの分類をしないと実際のカリキュラムや入試での扱いができないでしょうから、ある程度の分類をすること自体は仕方がないと思います。ただ、次回の分類とそのネーミングなど、つい最近調べたのにもう私は忘れているくらいでして、まぁどうでもいいや、と思っているのですね。
どういう分類がされようと、要するに日本語の文章です。ざっくり分けると、比較的新しい文と明治以前の古い文です。そのどちらにもカタイ文(批評・論説・歌論・政治論など)と柔らかめの文(小説・物語・エッセイなど)があります。……という程度に構えていれば良いのではないかと思います。
学校でやるから、入試で必要だから、という理由であっても、さまざまな文章に触れるのは大切なことだと思います。意外に面白いもんだと興味を持ったり、四苦八苦しながら頭を使って読むことで、日本語能力が高まり、視野も広がります。たまたま読まなければならなくなった目の前の文章に、素直に向き合ってほしいと思います。

