浪人生の睡眠問題①〜眠れない😔〜
浪人生の生活の大部分は勉強に費やされます。それを可能にしているのは健康です。その健康を支えているのは毎日の睡眠です。しかし、多くの浪人生が睡眠に関してお悩みを抱えています。中でも「眠れない」というのは深刻です。
生活リズムが乱れているわけでもなく、毎日予備校に通い、家や寮で晩御飯を食べてお風呂に入り、ほぼ決まった時間に布団に入る。寝る前にスマホやタブレットを見てはいけないということも知っていて、実践している。眠い。それなのに、30分経っても1時間経っても、寝付けない。これはツライですね。そして当然ながら、翌朝の寝起きは悪くなります。予備校があるからと頑張って起きれば睡眠不足が蓄積していきますし、時には思わぬ寝坊をしてしまうこともあります。
私の印象では、それまで眠りの困難など感じたこともなかったのに、浪人生になった途端に、あるいは高3で運動部を引退して受験モードに入った途端に、「眠れなくなった」という人が(とりわけ男の子に)多いようです。勉強以外の活動で体力を使うことが減ったことと、勉強ばかりしているので大脳が冴えきっていることが原因なのではないかと思います。体を使って疲れるのと、頭を使って疲れるのとでは、疲れの質が違うのでしょう。
頭や目の疲れを取るための、寝る前の蒸しタオルのやり方を受験生に教えたことがあります。そのうちの一人からは、「あれ、すっごくいいですね! 続けます!」という報告😊、別の一人からは、「すごくほっとして、眠くなったんだけど、眠れるまではいかなくて、結局夜中に家の近所をジョギングしました」という報告がありました……。😅