東大二次試験に臨む受験生へ
いよいよ国立大学の二次試験ですね。試験日が二日にわたる方も多いと思います。共通テストも二日間でしたが、あの大量の文を高速で片っ端から情報処理していくというしんどさとは別の、例えば東京大学なら、今度は知識も読解力も思考力も使って、なおかつ効率も考えながら頭をフル稼働させる二日間というのは、本当に消耗します。
頭が興奮しているので、あまり「疲れた」という自覚はないかもしれませんが、自分で感じている以上に頭も体も疲れるものです。一つの教科が終了したり、一日目が終わると、「あの問題、合ってたかな?」と色々気になる点が出てくるでしょうが、一旦忘れましょう。調べて悔しがったり胸を撫で下ろしたりするのは、二日の日程が全て終わってからです。一日目が終了した後は、疲れを取ることと、二日目の教科でどうしても気になることだけを確認するようにしましょう。
終わったことは、終わったこと。すでに一日目の結果は決まっているのですから、限られた時間は次の日をより良い状態で迎える努力に費やす方が、二日目の良い結果につながります。