疑心暗鬼を生ずる文法間違い探し問題〜性格が悪くなりそう😅〜
「コスパが悪い」問題
昨日書いた並べ替え問題ほどではないですがよく出題されるのが、英文の間違い探し問題です。東大二次でも出題されますが、労力を要して難しい割に正答率が低く、「コスパが悪い」問題として受験生に敬遠されています。自分で英作文したら正しくできるものですら、間違いに気づかないことがあるので厄介です。
たいていは、英文の4カ所ぐらいに記号付きの短い下線が引かれていて、文法・語法的におかしい部分を答えるというものです。東大の場合は、一段落の中の何文かに下線が引かれていて、間違いを含む文を選ぶという大型の形式です。
これが、全て正しく思えてしまったり、複数間違っているように見えたりするのですね。
「どこかがおかしいに違いない。ここか、それとも、あそこか……」
と疑いながら読むうちに、どこもかしこも怪しく見えてきたりして……。
中には、「間違いがない場合もある」という出題もあって、さらに難しくなります。
「コレも怪しい、アレも怪しい、と見せかけて、実は両方ともあっているのかも」
と思いながら解くので、性格が悪くなりそうです。
文法も語法も完璧にマスターするのは無理なので、普段からある程度きちんと勉強しつつ、その時持っている知識ですぐにわかるものだけ見落とさないように注意し、後はあまり時間をかけずにさっさと答えることです。大丈夫。みんなも結構間違えますから、差はつきません。他の問題に時間とエネルギーを回しましょう。