失って身に沁みるありがたさ
元日からの大災害で暗いお正月となりました。遠く離れた東京でも長周期の嫌な揺れが長く続きました。被災したり動揺したりしている受験生も多いだろうと思うと胸が痛みます。
私が受験した年は、センター試験の直後に阪神淡路大震災が起こりました。入学したら、被災した神戸出身の学生もいて、その強さに敬服したものです。
自分も親戚や友人も今回の地震・津波に遭わなかった受験生は、普通に勉強ができる日常のありがたみを感じるお正月になったのではないでしょうか。受験が辛い、勉強がしんどいと思っていた(それはそれでわかりますよ!)受験生は、そう思っていられたありがたさを感じてみましょう。
受験生に必ず覚えてもらう重要構文に、
「健康を失って初めてそのありがたさがわかる」
"It is not until you lose your health that you realize its importance." (ヴァリエーションあり)
がありますが、今なら
"It is not until you lose your everyday life that you realize its blessing."
でしょうか。