「夏休み」が短かった話

 そろそろ夏休みもおしまいだね〜などと、先日、受験生たちとおしゃべりしていたら、驚きました。すでに夏休みは終わっているそうです!😅

 ある人は、昨日から新学期が始まっていて、近日中に提出しなければならない宿題をいかに要領よくこなすかに頭を抱えていました。高3でも夏休みの宿題が出されることに私はまたびっくりしたのですが、その内容が、今自分には急いでやる必要のない科目の共通テスト過去問何年分と聞いて、私も頭を抱えてしまいました。

 また別の人は、名目上の始業式は9月に入ってからなのですが、先週から毎日「補講」に通っているのだそうです。夏の短い地方の話ではないので、35度越えのギラギラの太陽の下、通学していたことになります。救いは、この方の場合、「補講」の内容がご自分のレベルや志望校に合っていることです。

「進学校」の中には、このようなお休みのはずの時期の登校や、課題や模試をどの生徒にも一律かつ大量に課すところがあります。トップレベルの生徒たちは自分で自分に合った計画を立ててどんどん進めるので、それが邪魔になることもあり、中堅レベルの生徒たちには課題が今取り組むべきレベルを超えていて、負担の重い割に実力に繋がらなかったりするので、学校の意図が逆効果になっているように感じることもあります。受験生には、ご自分の本当の利益につなげるようにできる限りうま〜く立ち回ってほしいものです。😉

 ともかく、夏休みの短かった現役受験生のみなさん、お疲れ様でした!