中学英語教科書&CD&ワークは最強の武器

 中学生の皆さんに是非是非知っておいていただきたいことがあります。学校で使うごく普通の英語教科書(New Crown とか New Horizon とか)って、ものすごくよく作られているんです。日本での英語教育の歴史はかなり長いです。その知恵が教科書に詰め込まれています。やれ有名塾に入るだの英検2級を目指すだのとよそ見をする人が多いですが、まずは学校の教科書を正しく使い倒してください。

 まず、正しい音を苦労せず知るために必ず準拠のCDを買ってください。(そろそろスマホにダウンロードする方式になっているかと思いましたが、まだCDのようです。)また、完全準拠のワークも買ってください。このワークというのがまた素晴らしく、少し先に出てくる難しい単語をちらほらと先取りして抵抗を減らしたり、逆に少し前に出てきた重要表現を記憶が薄れたころにきいてきたりと、知識を定着させる工夫が凝らされています。

 このブログや私のホームページでしつこく書いていますが、医学部受験生や東大受験生でも中一の基本表現を正しく言ったり書いたりできない人がびっくりするくらい多いのです。中一の英語は中一の時に、中二の英語は中二の時に、きちんと勉強しておけばよいだけなのです。小学校で英語が苦手だった人や、周りが小さい頃から英語をやってきた人ばかりで出遅れを感じている人も、全く恐れる必要はありません。普段からしっかりと教科書の勉強をしていきましょう。

中学生の親御さんへ 〜初めが肝心〜

 大学受験の鍵は中学英語にあります。上述したように最も大切、かつラクな勉強方法は学校の教科書をきちんと進めていくことです。ただ、自己流になったり、やり方が甘かったりするともったいないです。学習方法はシンプルなワンパターンなのですが、初めにやり方を正しく覚えていただきたいと思います。三ヶ月程度の伴走でもその後を自力で進めていくには十分ですので、響教育研究所の個別指導をぜひご検討ください。

※追記(2023.4.15)
【訂正】
New Crownなどの三省堂の教科書に関して、令和3年から既にQRコードからのダウンロード方式になっているようです。旧版の教科書とCDを使用して高校生と勉強していたため確認不足で間違えました。失礼いたしました。