何度も練習したことが何度も試験に出た
「試験中に、キター!って」
昨日の聖マリで私大医学部中盤戦または前期が終了した人も多いと思います。まだ慈恵と慶応が残ってはいますが受験者層がやや異なってくるので、あとは後期・II期ですね。
直前期に過去問演習を担当した生徒さんから、途中、2回ほど経過報告がありました。曰く、「先生と一緒に練習したのが〇〇大で出ました! できました!」とガッツポーズ付きの嬉しいお知らせです。過去問に出てきて、その時には知らなかったりきちんと理解していなかった表現や文法のうち、特に重要なものをその生徒さん向けにカスタマイズした例文にして授業のたびにチェックしていたのです。一回覚えたはずのものでも、別の過去問で別の形で出されると気づかずにまた間違え、次には気づいたものの不正確で正解に至らず、次にはようやくできて、でも少し変えるとまた間違え……、と少しずつ進歩しながら試験に突入しました。
すると、出るわ、出るわ。まさに覚えた表現たちが、あるものは文法問題としてダイレクトに聞かれ、あるものは本文中に登場し、4〜5回も「あ! コレはアレだ!」ということがあったそうです。その度に、「これは取れる」と嬉しくもなり、落ち着くこともできたと言っていました。
こういうことが正しく努力したことの成果であり、自分にだけ感じられる「手応え」なのだと思います。願わくは、合格通知までいただきたいところですが、今は祈りつつ、待つのみです。