英文法の「長年の疑問」を作らないで
「あー、それ、ずっとわかんなかったー。違いがやっとわかったー!」
集団塾から個別指導に移ってきた浪人生がヤレヤレという顔で叫ぶことがあります。英語の文法や表現で、どうやら混同・混乱しているらしいものを「似てるけど、コレとは違うよ」と整理した時です。長年の疑問が氷解したと喜んでくれるのは嬉しいものの、そもそもこんなに簡単に解決できる疑問を長いことため込んでいてはいけません。
日々きちんと計画をこなしていくことが大切と昨日も書きましたが、日々疑問点を残さないことも同じくらい大切です。いつの間にか疑問点が積み上がっていって、わかるはずの英文もわからなくなり、他の受験生と差が開いてしまいます。それよりもさらに問題なのは、疑問点を抱えている状態に慣れてしまうことです。「ちょっとここがわからないけど、まぁいいか」という状態が当たり前になってしまうと、それをわざわざ解消しようと思わなくなってしまうのです。すると、勉強をしているのに伸びないということになってしまいます。同じところをぐるぐる回っているだけで前に進まない状態です。
集団塾だと質問に行きにくいという人は、響教育研究所へどうぞ。😊 疑問点があるときだけの単発授業にも対応しています。