受験生の肩こり問題

 受験生といえば、肩こり。もともと肩こりだった人はもっとひどく、もともと肩こり知らずだった筋肉質の男子生徒でも肩こりデビューしてしまうことがあります。受験が終わるまでは仕方がないと諦めているかもしれませんが、個別指導中でもしょっちゅう首を回したり背中を動かしたりとじっと座っていられないほど辛そうな人もいるのを見ると、解消とまではいかなくとも、せめて軽減したいものです。

 私も受験生時代はとても肩こりがひどく、頭痛につながっていたのですが、のちに大学の友人に聞くと、その人は頭痛から吐き気へ、さらに実際に嘔吐することもあったそうです。勉強の合間に体操をしたりストレッチをしたりするように勧められたものの、それはそれで面倒臭いし、多少のストレッチなど焼け石に水なので、習慣的にはやれませんでした。

「お行儀悪く」勉強する

 習慣化できる人には是非そうしてほしいのですが、私のように習慣化できない人に試してほしいことがあります。ひとつは、机に向かわなくてもできる勉強は立ったり寝転んだり、椅子の背にそっくり返ったりしながらやることです。机の上に足をのせてしまうのも楽です。英語や国語なら、単語の暗記や音読です。万歳した両手に持った単語帳を、記憶を確認したい時だけ顔の前に持ってくるので、なるべく楽な姿勢でいるために一生懸命覚えることになる……ハズです。譜面台を使ったり、本棚に立てかけたりして首を伸ばしたままでも読めるようにした英語長文や古文を、両手を後ろに組んで肩を伸ばしながら音読するのもオススメです。

蒸しタオルで目の疲れをとる

 もう一つは、目を温めることです。肩こりと目の疲れ、そして頭の疲れはつながっています。夜、勉強を終えた後、寝る前に、火傷しない程度の熱い蒸しタオルで両目を温めてみてください。とっても気持ちがいいですよ。冷めたら温め直して15分くらいやってみてください。もしそれも面倒なら、「蒸気でホットアイマスク」のような市販品(ちょっと小さくて、ちょっとぬるいですが)を利用してもいいです。そして、スマホは見ずにそのまま寝てください。