昭和大学医学部入試の変化②

英語の出題が変わった

 昨日の続きです。2021年度入試で国語が追加される前年の2020年度入試の英語で、すでに国語力重視ととれる大きな変化がありました。それまでは、発音・アクセント問題に始まり、文法や並べ替えなどの問題が続き、最後は長文で、その設問の終わりは内容一致を3つ選ぶものと決まっていました。オーソドックスで取り組みやすい出題だったと言えるでしょう。

 ところが2020年度に発音・アクセント問題はなくなり、最後の内容一致は2つ選ぶものに、そして記述式の設問が目立つようになりました。国語の加わった2021年度からはさらに大きな変化があり、100字程度の記述や、字数指定はないものの相当の文字量になるはずの説明問題が出されるようになっています。発音や語彙の出題が完全になくなったわけではなく、長文問題に組み込まれて出題されていますが、明らかに比重は少なくなっています。

 「英語の内容がわかるだけでなく、それを日本語できちんと説明、言い換えができますか?」ということを試されているわけで、ちょっと聖マリっぽくなってきたと言えるでしょう。一言でいえば、「日本語説明能力の重視」ということでしょう。臨床の現場を想像すれば当然必要な能力ですね。